梅雨の晴れ間をねらって

ポポ：梅雨って、いつまでつづくのかな。
パパ：あと少し、かな。九州の方では大雨で大変だって。
ポポ：こっちも昨日は大雨だったね。でもお昼には晴れてきちゃったから
　　ビックりした。
ポポ：梅雨の晴れ間っていうんだな。また降り出す前に、庭の枝おろしを
　　すませておいたよ。見て、すっきりしたろ。


＜泰山木です。思いっきり切っちゃいました。＞
ポポ：白い花がきれいだったね。
パパ：ほんと、神秘的で、好きな花だよ。また来年も咲いてくれると
　　いいね。
＜これは柿木。もう老木です。なるべく枝を取ってあげて楽にして
　あげました。＞


ポポ：あ、おばあちゃんのゴーヤだね。花が咲いてる！


ぱぱ：植えるのが遅かったから、心配だったけど、何とかカーテンになりそうだね。

油断できない日常！

ポポ：朝から、なんか忙しそうだけど。
パパ：そうなんだ。パソコンの調子が悪いうえに、ヘンなメールが来てね。
　　調べたら、詐欺メールみたいなんだよ。
ポポ：詐欺メールって？
パパ：会員料金の支払いに使う、カード情報を更新しろって言うんだ。
　　うっかりリンク先にクリックすると、誘導されて、カードの情報を
　　相手に教えてしまうんだと思う。
ポポ：で、パパさんはどうしたの？
パパ：うん、公式サイトのアカウント情報で確認したら、パパは会員じゃないって
　　わかったんだ。結構メジャーなサイトだから、だまされる人も多いんじゃ
　　ないかな。
ポポ：こわいね。今は家にいても油断できないんだね。
パパ：まったくだよ。


＜梅雨真っただ中ですね。庭では別種のアジサイが色づきだしました。
　母が気に入っているアジサイです。去年は切り方が悪く、花が見られ
　ませんでした。手前に立つ木は、我が家で長年愛用している物干しの
　支柱です。傾いていますが、杭で支えてあるので大丈夫。
　　まあ、私がやっていることですから、何事につけ、ちゃんとは
　していません。＞


ポポ：ゴーヤのつるが、屋根まで届いちゃってるね。
パパ：この雨で、ぐんと伸びたんだね。先を切り詰めないとね。

日常の幸運

パパ：やっとできるようになったんだ。まだ、全然ついていけないけどね。
　　何の話か分かる？　ヒント、ラジオ、音楽、背伸び、足腰・・
ポポ：うーん、わかんない。あ、ラジオ体操かな？
パパ：正解！
ポポ：また、できるようになったの？
パパ：うん、半分くらいかな、全然追いつけないけど、マイペースでね。


＜教室で毎朝やっていたラジオ体操ですが、４月１２日以降、お休みして
　いました。２か月してやっと体を動かせるようになり、その幸せを実感
　しています。立つ、歩く、座る。お風呂に入る。トイレで用を足す。
　これまで、当たり前だったことが、そうでなくなる。ひと月経って、
　逆にこれが少しずつできるようになりだす。昨日までできなかったことが
　できるって、感動です。ありがたいことです。＞
パパ：ギターも弾けるんだよ。実はもうだめかと思ってた。ギターの
　構え方って、片足上げるから、腰に負担が来るんだよね。
　ところが、いざ座ってみると今までの姿勢で問題なかった。
ポポ：よかったね。教室でパパさんがギター弾くのってなんか安心するのよね。
パパ：へえー、うるさいと思ってたんじゃないの？


　

マグノリア、また来年

ポポ：また脚立出したのね。
パパ：最後の一輪だからね。お別れを言いたくてさ。


＜雨上がり、今朝そっと咲きました。＞


＜この高さでは、だれにも気がつかれません。脚立の上に立って腕を伸ばして
　撮りました。＞


＜花は空を仰いでいます。家族の者にも見せたいのですが、そのためには切って
　活けるほかありません。しかし、それはやはりできません。写真で我慢して
　もらいましょう。
　マグノリアの花たち、今年もありがとう。また来年！＞

梅雨入り

昨日は強い雨。いよいよ梅雨入り。市民農園の玉ねぎの残りを収穫してきた。




ポポ：これが玉ねぎなの？大きいね。
パパさん：腰が痛くて寝ているうちに大きくなったんだね。
　　＜去年の秋、保存に適した種類の種を買って苗を作った。１１月に植えたときは、
　　　まだ軸が細くて、冬を越せるかどうか心配だったが、こんな大きな玉ねぎになった。
　　　畑は父の跡を継いで２０年以上たつ。小さな畑だが、この後はジャガイモの収穫、
　　　そして、キュウリやナス、トマトの収穫。結構、忙しい。
　　　腰痛なんて言っていられない。＞


ポポ：おばあちゃんのゴーヤ、順調に伸びているね。
＜雨戸が出しっぱなしになっていますが、雨に濡れたので乾燥させているのです。
　こんな雨戸も今はなかなか見かけなくなりました。＞


パパ：トマトも元気だよ。おばあちゃんも楽しんで世話をしている。
＜トーストにチーズやトマトを挟んで食べるのが好きで、もう何十年もつづけている。
　　まさか、それが長生きの秘訣だったりして。＞


＜泰山木の最後のつぼみ。数は少なかったけど、十分楽しませてもらいました。感謝。＞

火の見やぐら

パパ：今日の散歩は暑かったね。
ポポ：私は平気。昔だったら完全に参ってるけど。パパさん、火の見櫓の写真、
　　撮りたかったんでしょ？
パパ：そうなんだ。自分でも大切に取っておくよ。記念だからね。



＜やはり高い。今は登れないようになっている＞



＜真下から撮ってみた。なぜ上りたかったのか。今でも何となくわかる。＞

ポポ：ほんとに、危ない少年ね。
パパ：で、思い出した。危ない思い出のかずかず。
ポポ：へえ、まだあるの？
パパ：まだまだ。子供って、それが普通なのかどうかわからないけど、
　　大人が知らないところでとんでもないことやってる。特に昔の子供はね。
　　鉄橋なんか普通に渡ってた。川に止めてある砂利舟を勝手に漕ぎ出したり。
　　土手の野焼きをやったり。ぼくはバカな子供だったんだね、ドジばっかりだ。
　　やらなくていいことやってケガして。今でもけがの跡が残ってる。
　　あ、どんどん思い出してきた。思い出すと恐ろしくなる。もうやめよう。
　　考えるとよく生きてるよ。感謝しなきゃ。
　　ほんとにバカなガキだったよ。ハレルヤ、アーメンだ。
＜最後のおまじないは、リンクブログ「アダモと子ポポの大冒険」に出てきます。＞

３本の杖

＜２か月ぶりに、ポポと散歩してきました。＞
パパ：歩いてきたね。ちょっと左脚がぎごちなかったけど。
ポポ：いつも一緒に歩いた道だよね。
パパ：カメラ持っていけばよかったな、火の見やぐらを撮りたかった。
ポポ：子供のころ、パパが上ったっていうあの火の見やぐらね。
パパ：そう、もういつ解体されてもおかしくないからね。
ポポ：今日はカラスが止まっていたね。
　　これは何？　庭のアジサイの前にある棒は？


パパ：杖だよ、この２か月間お世話になった杖さ。
ポポ：３本も使ったの？
パパ：はじめのうち使ったのが右端の木刀。丈夫だから、全体重を乗せても
　　折れる心配がないんだ。
　　でも、そのうち、教室や、生徒の前では、なるべく音がしない段ボール製の
　　杖に変えたんだ。真ん中の太いのがそう。
ポポ：左のもう１本は？
パパ：あれは庭とか畑とか、土がついてもかまわないやつ。
ポポ：へえー、畑にも行ったんだ。
パパ：ずうっと行けなかったけどね。草がどんどん伸びるから行かない
　　わけにはいかない。
　　周りの人にも迷惑だからね。
ポポ：あっ、また咲いたんだね。庭の泰山木。


パパ：そう、二つ目だよ。今年は花芽が少なかったんだ。貴重な花だよ。
　　上から見られないのが残念、本当に。

＜泰山木。モクレン科の常緑樹です。葉が大きく、つやがある。
　うちではこれで腐葉土を作ります。北アメリカ原産。マグノリア＞

タグ：散歩

キササゲの花

ポポ：いいお天気だね。


パパ：なかなか雨が降らないんで、さっき、畑で水まきしてきたところだよ。
　　今週はずっと晴れマークだからね。
ポポ：キササゲが満開だね。


パパ：ああ、先週、枝おろしをしたから，風が通ってせいせいしてるね。毎年、これを見ると、
　　ああ、夏が来るなって思う。
＜初孫誕生を祝って庭先に植えたキササゲですが、今は結構な大木です。
　植えた張本人は２２年前に８１歳で亡くなりました。私の父です。＞
パパ：気持ちよさそうに寝てるね。


ポポ：ここはひんやりしていちばん落ち着くのよね。
＜２００７年の６月の写真です。ポポは９歳でした。
　ちなみに、キササゲは葉が桐の葉に似た落葉高木。
　実がささげに似て細長く、漢方薬になるという。＞

ゴーヤカーテンの網掛け

ポポ：お父さん、汗かいてるけど、なにしてきたの。
パパ：今、おばあちゃんのゴーヤカーテンをつるしてきたんだよ。外はよく晴れて、
　　暑いから、さっさとやってきたんだけどね。
＜　ゴーヤのつるが伸びて、つかまるところを探していました＞


<それで、早速、網を張ってやりました。腰痛もだいぶ楽になったのでこのくらいは朝飯前です>



これで、おばあちゃんの部屋が涼しくなります。エアコンも使いますが、
朝夕、縁側を開け広げて涼む、昔からのひと時が、おばあちゃんには
たまらないのです。
ポポ：私もね。自然が一番なの。

泰山木咲いた

今朝、霧雨が降ってきたので庭に出ると、みごとに咲いていた。


今年ついたつぼみは3個。その一番手だ。一晩のうちに開ききったか。2，3日たつとたちまち茶色に変色してしまう。誰にも見られずに終わってしまう花もある。
脚立を出して、写真を撮った。おばあちゃんも出てきて、下から見上げる。




アジサイも色づいてきた。



だんだん年を経るにつれ、背が高くなる。今年は、思い切り低く切り戻さなきゃ。



おばあちゃんが、段ボールを棚に改造したいというので、手伝う。
いつも、部屋が片付かない、と嘆いているが。



梅雨入り前に、枝おろしが間に合いました。ほっとしてます。