雨にも負けず [夏の庭]
今朝は雨です。
鮮やかに、一輪、どうどうと咲いていました。花にも人格のようなものを
感じてしまいます。ああ、こんな風に生きたいな、と思わせます。
ポポ:へー、大きくなったね。おばあちゃんのゴーヤでしょ?
パパ:そう。だけど、おばあちゃん、ゴーヤは苦手なんだよ。
でも、暑いときには、あの苦さが体に効きそうだよね。
パパ:これはおばあちゃんがはやしたアザミだね。葉っぱはとげとげだけど
花はかわいいな。どんな花が咲くんだろうって、おばあちゃん、楽しみにしてたんだ。
<もうすぐ、梅雨明けです。この写真を撮って間もなく、日が差し始めました。
待ちきれなくなって、土から出てきた蝉もいます。もう八月なんですね。>
鮮やかに、一輪、どうどうと咲いていました。花にも人格のようなものを
感じてしまいます。ああ、こんな風に生きたいな、と思わせます。
ポポ:へー、大きくなったね。おばあちゃんのゴーヤでしょ?
パパ:そう。だけど、おばあちゃん、ゴーヤは苦手なんだよ。
でも、暑いときには、あの苦さが体に効きそうだよね。
パパ:これはおばあちゃんがはやしたアザミだね。葉っぱはとげとげだけど
花はかわいいな。どんな花が咲くんだろうって、おばあちゃん、楽しみにしてたんだ。
<もうすぐ、梅雨明けです。この写真を撮って間もなく、日が差し始めました。
待ちきれなくなって、土から出てきた蝉もいます。もう八月なんですね。>
チャンスは見逃せない [畑]
ポポ:どうしたんですか、ひどく疲れてるみたいですけど。
パパ:ああ、おとといジャガイモ堀に行ったんだ。久しぶりに日が差す夏日
だっだからね。じゃがいもは掘ったら、乾かさないと、いけないんだよ。
お天気じゃないと、掘っても痛んじゃうんだよ。
ポポ:それで無理したっていうわけね。
パパ:まだ梅雨が明けてないし。多少の無理はやむを得ないときがあるんだ。
ポポ:これ、ジャガイモなの?
パパ:この長いの、見て。20年以上やってるけど、こんなの初めてだよ。
多分メイクイーンだと思うけどくっついちゃったんだね。
ほかの二つは別に珍しくもない。
一応 「じゃがいも3兄弟」、ということで撮ってみたんだ。
本当はとっくに掘っちゃうはずだったんだけど、今年は腰の具合が悪いやら
お天気は雨ばっかりやらで、チャンスがなかなか回ってこなかった。きっと、
半分は腐っちゃったんじゃないかと、あきらめていたんだ。各地で災害に
会ってる人たちのことを考えたら、ジャガイモくらい、ってね。
だけど、掘ってみると、まあまあ平年並みだった。やっぱり、うれしかったよ。
ポポ:よかったね。
ポポ:すごく元気に咲いてるね。
パパ:ほんと、花が大きいね。まるで赤い鳥が飛んでいるみたいだ。
ポポ:夏の庭、って感じだね。
パパ:ああ、おとといジャガイモ堀に行ったんだ。久しぶりに日が差す夏日
だっだからね。じゃがいもは掘ったら、乾かさないと、いけないんだよ。
お天気じゃないと、掘っても痛んじゃうんだよ。
ポポ:それで無理したっていうわけね。
パパ:まだ梅雨が明けてないし。多少の無理はやむを得ないときがあるんだ。
ポポ:これ、ジャガイモなの?
パパ:この長いの、見て。20年以上やってるけど、こんなの初めてだよ。
多分メイクイーンだと思うけどくっついちゃったんだね。
ほかの二つは別に珍しくもない。
一応 「じゃがいも3兄弟」、ということで撮ってみたんだ。
本当はとっくに掘っちゃうはずだったんだけど、今年は腰の具合が悪いやら
お天気は雨ばっかりやらで、チャンスがなかなか回ってこなかった。きっと、
半分は腐っちゃったんじゃないかと、あきらめていたんだ。各地で災害に
会ってる人たちのことを考えたら、ジャガイモくらい、ってね。
だけど、掘ってみると、まあまあ平年並みだった。やっぱり、うれしかったよ。
ポポ:よかったね。
ポポ:すごく元気に咲いてるね。
パパ:ほんと、花が大きいね。まるで赤い鳥が飛んでいるみたいだ。
ポポ:夏の庭、って感じだね。
いちばん花 [コロ]
パパ:今日はコロちゃんの命日なんだ。
ポポ:知ってる。私はその次の年に来たんだもんね。
パパ:そう。おじいちゃんによくなついていてね、畑にもよくついていった。
<これは古いプリントをデジカメでコピーしたもの。その時の日付がついている。>
パパ:これは花見に行った時の写真。
ポポ:おばあちゃん、若かったね。
パパ:おじいちゃんが80前だから、おばあちゃんは70代前半だ。
若いわけだよ。ここは山になっていてね、おじいちゃんが若いころ
キノコ採りによく来たらしいよ。
<コロちゃんは、インドネシアへ赴任していた兄が子供たちのために飼っていた
ワンちゃんです。帰国するとき、迷った挙句、日本へ連れて帰ることになりました。
しかし、自宅の団地では飼えないので、実家に頼み込んできたというわけです。>
ポポ:あっ!あの山知ってる。
パパ:うん、これはコロちゃんが病院を退院した時の写真だよ。腎臓が悪くってね、
何とか生き延びさせたくって手術をしてもらったんだけど。コロちゃんには
かわいそうだった。酷なことをしたと、今でも謝ってるんだけど。
ポポ:だいじょうぶ、わかってたと思う。この写真、パパがとったんでしょ?
パパ:うん、土手を走ってね。おじいちゃんも走ったんだその時。
ポポ:コロちゃん、怒ってないよ、パパのこと。
パパ:そうかな。それだといいんだけど。
<タチアオイの花が開いていました。>
ポポ:咲いたね。
パパ:うん、一番最初の花だよ。これから秋まで毎日咲き続けるんだ。今年は
コロナのせいで、お祭りはないけど、この花が咲くと、ああ、お祭りだなって
思う。おみこしの声が聞こえるようだよ。
ポポ:私はおみこしの太鼓の音が怖くって、いつも吠えまくっていたけどね。
ポポ:知ってる。私はその次の年に来たんだもんね。
パパ:そう。おじいちゃんによくなついていてね、畑にもよくついていった。
<これは古いプリントをデジカメでコピーしたもの。その時の日付がついている。>
パパ:これは花見に行った時の写真。
ポポ:おばあちゃん、若かったね。
パパ:おじいちゃんが80前だから、おばあちゃんは70代前半だ。
若いわけだよ。ここは山になっていてね、おじいちゃんが若いころ
キノコ採りによく来たらしいよ。
<コロちゃんは、インドネシアへ赴任していた兄が子供たちのために飼っていた
ワンちゃんです。帰国するとき、迷った挙句、日本へ連れて帰ることになりました。
しかし、自宅の団地では飼えないので、実家に頼み込んできたというわけです。>
ポポ:あっ!あの山知ってる。
パパ:うん、これはコロちゃんが病院を退院した時の写真だよ。腎臓が悪くってね、
何とか生き延びさせたくって手術をしてもらったんだけど。コロちゃんには
かわいそうだった。酷なことをしたと、今でも謝ってるんだけど。
ポポ:だいじょうぶ、わかってたと思う。この写真、パパがとったんでしょ?
パパ:うん、土手を走ってね。おじいちゃんも走ったんだその時。
ポポ:コロちゃん、怒ってないよ、パパのこと。
パパ:そうかな。それだといいんだけど。
<タチアオイの花が開いていました。>
ポポ:咲いたね。
パパ:うん、一番最初の花だよ。これから秋まで毎日咲き続けるんだ。今年は
コロナのせいで、お祭りはないけど、この花が咲くと、ああ、お祭りだなって
思う。おみこしの声が聞こえるようだよ。
ポポ:私はおみこしの太鼓の音が怖くって、いつも吠えまくっていたけどね。
散歩犬べーちゃん [散歩]
ポポ:あれ、ここって私がいつも歩いていた堤防じゃない?
パパ:そう、きみが得意そうに歩いてたとこだね。
ポポ:お散歩いぬ、新顔さんね。
パパ:ちょっと色が変わっているから、バックにつけるの迷ってたんだけど。
自分で作ったんだから、使ってやらないとね。
<ここはポポの散歩コースのスタート地点です。川沿いの堤防、およそ
50メートル以上ありますが、下流の橋の手前まで歩いて渡ります。
自然に歩き始めたのを覚えています。何度か落ちかけたり、実際、
反対側に落ちて、首吊り状態で引き揚げられたりしましたが、本人は
いつも得意そうに歩くので、勝手にさせておきました。ちなみに、
この散歩いぬは、私のブログ「愛情こもったフェルト・ポンポン動物
つくり」の中でのテーマ作品です。
ぜひ、いっしょに作ってみてください。>
ポポ:ここも私のお気に入りの場所、図書館の花壇ね。
パパ:そう。君は彫刻みたいにポーズをとってたね。
ポポ:たしかにそうね。でも、なんで緑なの?私に似てないんですけど。
パパ:うん、迷ったんだけど、見る人がわかりやすいかなって思ったんだ。
たまに変わった色もいいかなって。ちょっと冒険してみたくってさ。
ポポ:ふーん? で、なんていう名前?
パパ:そうそう、それだよ。べーちゃんって言うんだ。
ポポ:べーちゃん? ベジタブルの「ベー」?
パパ:「ベジータ」の「ベー」だよ。まあ、似たよなもんだな。ひょっと
したら「ベジータ」も、「ベジタブル」からきているかもね。
ポポ:でもこれ、かわいいね。パパと一緒に歩けて喜んでるよ。
パパ:パパも、歩けるようになってうれしいよ。
ようし、この夏は、コロナに負けないようにいっぱい歩くぞ。
ポポ:その意気。その意気。